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ビットコイン暴落、FOMC控え、反発の条件を考察【仮想通貨相場】

著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト

東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。

ポイント

・年初来安値更新、22,000ドル台へ

・金曜日の米CPIで市場は一転、NYダウは一時1000ドル安

・テラに続き、17%で資金調達していたセルシウスで取り付け騒ぎ

・BTC市場は1日15%下落した翌々日からBTC市場は反発する傾向、FOMCで50bp利上げなら反発もあるか

昨日のBTC相場

昨日のBTC相場は続落。

金曜日に30,000ドル(約400万円)近辺での三角持ち合いを下にブレークすると、日曜日に5月26日の安値28,000ドル(約375万円)を割り込み、月曜日には5月12日に付けた年初来安値25,000ドル(約335万円)を割り、22,000ドル(約300万円)台まで下落した。

金曜日の米CPIが予想に反しインフレの加速を示す内容だったことを受け、インフレピークアウト、ソフトランディングシナリオが崩れ、リスクオフが再燃する中、BTCは3万ドル近辺のもみ合い圏から下にブレークした。

週末は大型カンファレンスへの期待もあり下げ渋っていたが、目立ったヘッドラインが出ない中、日曜日に5月26日の安値28,000ドルを割り込み、いよいよ年初来安値25,000ドルが意識される展開となった。

月曜日のCMEオープンに向け一旦上昇したが、サポートだった28,000ドルがレジスタンスとなり跳ね返されると、日曜日の安値27,000ドルを割り込み下げ足が速まった。

更に、17%もの利回りを提供、一部に不安がささやかれていたレンディング・プラットフォーム・セルシウスが入出金を停止、同社のトークンCELが暴落すると、BTCも一時25,000ドルにワンタッチした。

一旦は値を戻すも、アジア株・欧州株とリスクオフ相場は続き、また米債市場で再び将来の不況を示唆する2年債と10年債利回りの逆転現象が発生、BTCも25,000ドルを割り込み安値余地を探る展開となった。

更に米株が大きく下げてオープン、保有BTCの含み損が懸念されるMicrostrategy株が前日比25%安で始まると、BTCは22,000ドル台まで値を下げた。

米株の下げ止まりもあり、BTCも一旦はこの水準で下げ渋っているが、予断を許さない展開が続いている。

本日のBTC相場

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。

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